神奈川県内で介護・保育事業を展開する社会福祉法人伸こう福祉会(所在地:横浜市栄区、理事長:足立聖子)は、法人で働く介護職員や保育士、施設利用者、その家族、地域住民等が中心で構成する、ミュージカル公演「BEAUTIFUL LIFE 2 ~でこぼこ★ピース~」を2019月2月3日(日)に鎌倉芸術館にて開催します。
伸こう福祉会は、2012年6月に同様のミュージカル「Beautiful Life」を公演。2,200人の観客を動員し、今回はその続編となります。構成・演出に神奈川県を中心に活動し市民参加型公演の演出も得意とする笹浦暢大氏、脚本・作詞・作曲に国内オリジナルミュージカルの脚本・作曲家として第一線で活動するまきりか氏、ダンス指導に乳幼児から高齢者まで幅広くダンス福祉教育に携わる振付演出家の南流石氏を迎え、福祉施設を舞台に、福祉の現場が考える「人生100年時代の理想の生き方」を問い、「100年時代を生きる人の支え方」を提案します。
ミュージカル公演企画に至る経緯
伸こう福祉会は、福祉に馴染みが無い方にも老人ホームの様子を知ってほしいという思いから、2012年6月23日に福祉の現場を舞台にしたミュージカル公演「Beautiful Life」(会場:藤沢市民会館大ホール)を開催し「介護職員が抱える葛藤」と「入居者の個性の尊重」をテーマに、「一人一人がやりたいことを最後までする、それが美しい生き方」というメッセージを公演を通じて発信しました。第一回公演時から継続開催を予定しており、この度、構成・演出の笹浦暢大氏、脚本のまきりか氏、振付演出の南流石氏らと共に実行委員会を組み、本格的に次作の準備を開始しました。
「人生100年時代の生き方」を考える
今回のテーマは、「人生100年時代の理想の生き方」です。「介護を受けることが特別でなくなる社会」の到来を見据え、高齢者が最期まで自分の人生を選択し、「生ききる姿」を作品の中で描き、「要介護高齢者=誰かの助けを得ながら余生を生きる人」ではない、これからの社会の高齢者の姿、そして、そんな高齢者を支える社会や家族、介護者のあり方を作品の中で表現することを目指します。
本ミュージカルは、作品に関わる人々がこのテーマについて考え、作品を創りながら議論し、互いに学び合う機会としたいため、当法人の関係者のみならず、広く介護事業に従事する方や施設利用者、高齢者を家族に持つ方、福祉に興味のある学生など、一人でも多くの一般人の参加を期待しています。
現在、2月の公演に向けて練習を開始しています。
ミュージカル「BEAUTIFUL LIFE 2 ~でこぼこ★ピース~」について
・タイトル:「BEAUTIFUL LIFE 2 ~でこぼこ★ピース~」
・公演日時:2019年2月3日(日)(※開場は各開演30分前)
第一部:開演13:00~15:00、第二部:17:00~19:00
・会場:鎌倉芸術館大ホール(1,500人収容)
・チケット料金:2,500円(税込)
・購入方法:Beautiful Life 2 ~でこぼこ★ピース~ WEBサイト もしくは、伸こう福祉会事務所へ電話 TEL 045-260-0568
・主催者 :社会福祉法人 伸こう福祉会
・後援:神奈川県、鎌倉市、川崎市、藤沢市、社会福祉法人 横浜市栄区社会福祉協議会
あらすじ
物語の舞台は、2021年の神奈川。東京オリンピックが終わり、世の中では「少子高齢化」による問題がいよいよ顕在化し、閉塞感が蔓延している。主人公は、そんな中でも平凡で幸せな毎日を生きている小林家のひとびと。エリート銀行員の父と雑誌の編集者でキャリアウーマンの母、そして、そんな両親にめいっぱい愛されて育った高校生の「くるみ」と妹の「まりえ」。何の不自由もない小林家の生活は、お洒落で優しい自慢のおばあちゃんが突然の病に倒れたその日から一変した。
自宅で面倒をみるべきか? 介護施設ってどんなところ? 最期まで自分らしく生きるってどういうこと? ――数々の「問い」に対して、関わる人たちからヒントをもらって小林家はひとつずつ「答え」を見つけていく。それはまるで、パズルを解くように…
報道関係者お問合わせ先
社会福祉法人伸こう福祉会 広報担当 荒川多恵子
TEL:045-260-0568 FAX:045-260-0570 e-mail:t-arakawa@skfch.com